感覚過敏研究所サポーターのうさ耳です。私は特にに聴覚過敏がひどく困っていましたが「イヤーマフ」を知り、できることが増えたので、今回はイヤーマフの使用感について書こうと思います。
イヤーマフが、一般に使えない頃の学校
高校時代。私は模試の度、試験の度に鉛筆の音が気になっていましたが、当時「聴覚過敏」を知らない私は、みんなそうなんだろうと耐えていました。
しかし、高校3年になると廊下で模試を受ける同級生がいました。
「音が気になって実力が出ない」との理由からでした。
私も含め周りは「いいな。でもセンター試験当日は、逆に苦痛だよね。」そういっていました。今の私からみれば、何も知らずに見たらひどいことを言っていたと後悔します。また、批判にも耐え受験も無事合格した彼のメンタルの強さも今になり感じます。当時から、栃木県ではそのような対応が取れていたのかもしれません。
センター試験当日のことです。
マスクをしたその同級生は、別室で受験。受験側も「周りからたたかれない配慮」だったのだろうと、今は解ります。
インフルエンザ別室受験。そう書かれていました。彼はきっと診断も受けていたのでしょう。
それでも「勉強がしたい」という気持ちや努力が周りの理解につながったのだろうと感じます。また、20年近く前にそのような対応をしていた『栃木県』もすばらしいとおもいます。
イヤーマフの使用感
ここで、実際私が『イヤーマフ』を知り「聴覚過敏」とわかってから数多く『イヤーマフ』を使用してきたので紹介したいと思います。
3M PELTOR(ペルター) イヤーマフ H540A
・遮音値NRR30dB
・最強の防音効果。
・近隣の解体工事も対応できる。
・圧迫感がきつい。
・睡眠時にはむかない。
・長期間使用で、金具も変形。
3M PELTOR(ペルター) 防音用 イヤーマフ ヘッドバンド式 H510A-401-GU
3M PELTOR 防音用 イヤーマフ ヘッドバンド式 H510A-401-GU
・軽量、薄型の180g。
・軽さ、コストで購入。
・イヤホンと併用したり、睡眠時もつけていた時期もある。
3M PELTOR(ペルター) 防音用イヤーマフ H520F
3M PELTOR(ペルター) 防音用イヤーマフ H520F
「F」はFolding(折り重なること)のF。 重量:約230g カラー:モスグリーン 深緑 サイズ:フリーサイズ タイプ:折畳式ヘッドバンド 遮音値:NRR:25dB SNR:31dB メーカー:ペルター(PELTOR) ペルター イヤーマフ H520F (遮音値NRR25dB)
・高価格。
・遮音性は最高レベル。
・移動時に便利。
・大騒音も小声の会話も防げるのでよかった。
・折りたたむときと、出すときが少し大変。
・金属部の変形がはやい。
・フィット感がよいと聞き購入したが、個人的には圧迫と重さ、蒸れひどく感じた。
メーカー不明

・格安で購入。
・頭の当たるクッション部はよいが、防音効果があまりない。
・2000円を切る価格。
3M PELTOR(ペルター)イヤーマフ X4
・今までの金具部分の変形がない。
・そこそこ防げるが、音域が限れている。
・軽量、頭部が少し気になる。圧迫感はやはり強め。
・このタイプのx5のほうが遮音性はあるが、x5は圧迫感と幅が気になる。
組み合わせでも!
耳栓や、イヤホンで好きな音楽をボリュームを、低くして併用しています。単独で使うときは、わずかです。眼鏡をしているため、イアーマフ+コンタクトや、眼鏡。眼鏡はイヤーマフと仲が悪くて痛いということもあります。
最後に
圧迫や遮音効果は人により異なります。また、歩きスマホのように歩行時、運転時などの着用は危険です。危険は避けつつ、自分を守るようにするとよいと思います。
ほとんどが通販です。決して低価格ではないのですが、自分を守るため、良いものと巡り合えるまで探す価値はあると思います。