【感覚過敏応援団インタビュー第3弾】webライター・野うさぎさん

応援団インタビュー_うさ耳さん編

感覚過敏応援団・サポーターインタビュー第3弾です!
どんな人が参加しているのか、参加の理由や参加してみてよかったことなどをお聞きしました!

感覚過敏応援団とは?

感覚過敏の課題解決およびセンサリーインクルーシブな社会の実現に向けて活動している「感覚過敏応援団」 (旧:サポータークラブ)です。

第3弾は野うさぎさんです。

プロフィール
webライター
聴覚過敏・視覚過敏が強い。感覚過敏研究所と出会い、
今までこだわりだと思っていたことが、触覚過敏だと気づく

Q.感覚過敏研究所を知ったきっかけを教えてください
イヤーマフを知らない地域に転居した際、医療格差を感じ聴覚過敏など、経験から発信できる場所を探し始めたのがきっかけです。偶然もっと幅の広い分野で活動はじめていた感覚過敏研究所のHPを見つけました。

Q.応援団やサポーターに参加した理由やきっかけを教えてください
様々な方が、感覚過敏の理解促進に向けて動いていることを知り、私もその一員となりたいと考えたことが大きな理由です。

Q.感覚過敏コミュニティ「かびんの森」に参加してよかったことがあればお聞かせください。
様々な感覚過敏を抱えた方がいることです。私は聴覚の過敏を抱えておりますが、統計的に多いと言われていても周囲に同じような境遇の人がおらず、孤独感を感じていました。しかし、「かびんの森」には多種多様な感覚過敏を抱える方がおり、自分だけではないんだなという安心感を得られる場になっています。また同じ感覚過敏を抱えていても、抱える困難さも多種多様で、自身の体験を否定されないことも参加してよかったと思えるポイントです。

Q.応援団メンバーとしてやってみたいことがあれば教えてください。
まだまだ認知度が低いので、より多くの方にまずは知ってもらうことに今後も力を入れていきたいと思っています。 また、ショッピングモールや公共施設にもセンサリールームの設置を実現するお手伝いがしたいです。

Q.センサリーインクルーシブ(どんな感覚特性でも生きやすい環境)になるためには何が必要だと思いますか。
学齢期(できれば幼少期)から配慮してもらえる環境の整備です。 とある脳性まひの子どもが通常学級で生活していた際、クラスメートが当たり前に困りごとに対処するようになったという事例をがあります。これと同様に、学校側での配慮が当たり前になれば、生徒側の理解に繋がると思います。また、子どもたちが親に伝えていくことで、世代間で感覚の特異性という概念を伝えていけるきっかけになるのではないかと考えています。

Q.感覚過敏研究所や応援団に期待したいことは何ですか。
触覚過敏以外の商品開発や、大人向けの過敏マークの作成です。ディスコードは、安心の場として継続してほしい想い、優しさの繋がりを大事に、記事も商品も運営と元の目的のバランスをこれからも大事に頑張って欲しいです。

Q.感覚過敏に気づいたきっかけや症状などあれば、教えてください。
聴覚過敏、視覚過敏が強いのですが感覚過敏研究所と出会い、今までこだわりだと思っていたことが、触覚過敏だと気が付きました。
靴は今まで素足にクロックスが多かったです。 味覚や嗅覚も、一般より敏感なこともわかりました。 嗅覚は、化粧や香水の匂いが苦手。 味覚は家庭で同じ調味料でも味が変わったと感じたとき、メーカー側で改良したばかりだった事など。 日常には影響はあまりありませんが、今まで自分が神経質と思っていた事で日常苦しんでいる方が多くいると初めて知るきっかけにもなりました。
HSP気質もあるように思います。 聴覚は授業中のシャープペンの音で、集中しにくいこともあったのでもともと感覚過敏だったのかもしれません。 聴覚過敏においては、特に夏はイヤーマフも長く装着できず、外なら大丈夫になった音も室内だと苦痛だったりします。

理解ある環境と、理解が得られない環境の差も経験したことで、地域格差がなくなるように活動したい思いです。

以上です。野うさぎさん、ありがとうございました。

感覚過敏研究所では、感覚過敏応援団を募集しています。応援団のみなさまの紹介も続けていきます!一緒に、五感にやさしい社会を創造しましょう!

次回もお楽しみに!

感覚過敏応援団インタビューの一覧はこちらから↓

https://kabin.life/archives/category/ouendan

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