「福岡空港」のカームダウン・クールダウンスペース【ケーススタディ】

カームダウン・クールダウンスペースとは、光や音などの感覚の刺激を遮断することで、感覚過敏によるストレスの軽減やパニックの回避やクールダウンに使用できるスペースです。今回は、福岡空港のカームダウン・クールダウンスペースについて紹介します。


この記事を書いた人

感覚過敏研究所 インターン
いうと

感覚過敏研究所では、X(Twitter)運営やセンサリールームやカームダウンボックスなどのコラム作成などを担当しています。感覚過敏の自覚症状はありませんが、所長のビジョンに賛同し、インターンとして参画しています。

福岡空港のカームダウン・クールダウンスペースについて

福岡空港のカームダウン・クールダウンスペースは、国内線2階の保安検査場通過エリアに、2つ設置されています。福岡国際空港株式会社のサイトによると、大勢の人がいる場所が苦手な空港利用者の声により、設置されたとのことです。

写真提供:Miyuさん
写真提供:藤島 勇さん

またカームダウンスペースの前には「このスペースは、気持ちを静めるためのスペースです。皆様のご配慮をお願い致します。」と、日本語・中国語・簡体字・韓国語で、カームダウンスペースの説明が書かれています。

写真提供:Miyuさん

カームダウン・クールダウンスペースが設置された場所は?

福岡空港のカームダウン・クールダウンスペースは、国内線2階の保安検査場通過エリア南付近と、5番ゲート付近にそれぞれ設置されています。

保安検査場通過エリア南付近

福岡空港の公式サイトより引用

保安検査場通過エリア5番ゲート付近

福岡空港の公式サイトより引用

引用/参考先

福岡空港「カームダウン・クールダウンスペース」

福岡空港「お客さまの声を反映する仕組み」

スポット情報

福岡空港
〒812-0003 福岡県福岡市博多区下臼井778-1
https://www.fukuoka-airport.jp/

カームダウンボックスを広めたい!

カームダウンボックスは感覚刺激に強い反応をする方々にとって安心できる空間です。日本ではまだ浸透していない取り組みです。感覚過敏研究所SDI推進室としても、カームダウンボックスやセンサリールームの社会実装に力を注ぎたいと考えております。ご賛同くださる方、ともに社会実装に取り組んでくださる企業様・パートナー様を広く募集しております。設置をご希望される企業様からのご連絡もお待ちしております。

注)当記事は日本社会に向けて、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品の重要性をお伝えするものです。感覚過敏研究所SDI推進室が取り組んだ実績ではございませんので、ご了承ください。

五感にやさしい取り組みの情報提供をお待ちしています

感覚過敏研究所では、カームダウンスペースやクワイエットアワー、センサリールームなど、感覚にやさしい取り組みを紹介するコラムを公開しています。しかし、感覚過敏研究所のメンバーだけでは、その全てをカバーするのは難しい状況です。

そこで、みなさんからの写真や動画のレポートを募集します!一緒に五感にやさしい社会づくりを目指しましょう!みなさんの協力をお待ちしています!

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