
カームダウン・クールダウンスペースとは、光や音などの感覚の刺激を遮断することで、感覚過敏によるストレスの軽減やパニックの回避やクールダウンに使用できるスペースです。今回は、佐賀県立図書館のカームダウン・クールダウンスペースについて紹介します。
佐賀県立図書館のカームダウン・クールダウンスペースについて
佐賀県立図書館には、自分に合った形で読書を楽しめる「みんなの森」というスペースがあります。また「みんなの森」には、カームダウンスペース(カームダウンコーナー)だけではなく、バリアフリー席や靴を脱いでくつろげるスペースも設置されています。
カームダウンスペースのサイズは、幅140cm×奥行145cm×高さ190cmで、中には2つの椅子が設置されています。カームダウンスペースの入口の上部分にはカーテンが設置されており、人目を避けて休めるのが特徴です。

カームダウン・クールダウンスペースが設置された場所は?
佐賀県立図書館のカームダウン・クールダウンスペースは、「みんなの森」の受付付近に設置されています。
引用/参考先
毎日新聞「録音図書や凸凹絵本--障害に配慮、心地よく 図書館に専用ルーム」
スポット情報
佐賀県立図書館
〒840-0041 佐賀県佐賀市城内2丁目1−41
https://www.tosyo-saga.jp/
この記事もおすすめ
カームダウンボックスを広めたい!
カームダウンボックスは感覚刺激に強い反応をする方々にとって安心できる空間です。日本ではまだ浸透していない取り組みです。感覚過敏研究所SDI推進室としても、カームダウンボックスやセンサリールームの社会実装に力を注ぎたいと考えております。ご賛同くださる方、ともに社会実装に取り組んでくださる企業様・パートナー様を広く募集しております。設置をご希望される企業様からのご連絡もお待ちしております。
注)当記事は日本社会に向けて、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品の重要性をお伝えするものです。感覚過敏研究所SDI推進室が取り組んだ実績ではございませんので、ご了承ください。

五感にやさしい取り組みの情報提供をお待ちしています
感覚過敏研究所では、カームダウンスペースやクワイエットアワー、センサリールームなど、感覚にやさしい取り組みを紹介するコラムを公開しています。しかし、感覚過敏研究所のメンバーだけでは、その全てをカバーするのは難しい状況です。
そこで、みなさんからの写真や動画のレポートを募集します!一緒に五感にやさしい社会づくりを目指しましょう!みなさんの協力をお待ちしています!