感覚過敏研究所の所長・加藤路瑛です。
ドキュメンタリー映画『Feel/Unfeel フィール/アンフィール -感覚過敏と感じない社会』が2026年夏頃に公開予定です。
もともと当事者として出演オファーをいただいただけだったのですが、まさか、映画の共同制作者になってしまうとは想像もしていなかった展開でした。
今日は、映画の紹介と、どうして映画制作に関わることになってしまったのか、そして今後の予定や野望をお話したいと思います。
映画に出ないか?インタビューのオファー
ある方から「感覚過敏の映画を撮っている人がいるのでお繋ぎしたい」とご連絡がありました。その時は「学生さんの自主制作映画かな?」くらいに思っていました。
そしたら・・・ADHDをテーマにした映画『ノルマル17歳。-わたしたちはADHD-』 の監督さんでした!

私自身、この映画は見たことはなかったですが、公開時にSNSで結構話題になっていましたよね。現在も全国のイベントで上映会が開催されています。
ADHDをテーマにしたドラマから、今度は感覚過敏をテーマにしたドキュメンタリーか・・・
この時点では、情報収集中なのか、私に出演してほしいのか、それともスポンサーになってほしいのか・・・監督の意図はわかりませんし、警戒心の強い私は簡単には心を開きません。
「映画に出てほしい」そう言われて、まずはオンラインで話してみることになりました。
なぜ、感覚過敏のドキュメンタリーなのか?
気になるのは、前作はドラマだったのに、なぜ今回は感覚過敏なのか?
私は、常々発信しておりますが、感覚過敏のように理解されにくいテーマは、真面目に発信するよりもエンタメ要素を入れた方が啓発になると思っています。アニメとか、恋愛ドラマに絡めるとか・・・鬼滅の刃とコラボとかね。
で、感覚過敏のドキュメンタリーはすこぶる真面目で面白くないのでは?と思ったのです。
その疑問を北監督にぶつけました。
「前作、ノルマル17歳。は、たくさんの人に観ていただき、共感や理解のコメントもたくさんいただきました。しかし、一部で「どうせこれはドラマでしょ?現実ではないでしょ?」と言われ、次はリアリティを伝えるものを作りたいと思ったのです」と監督は答えました。
確かに。ドラマは感情移入もしやすいし、ファンをつくることもできる。ただ、感覚過敏のリアルはドラマ以上に壮絶な人もいる。ドキュメンタリー映画が良いのかもしれない。
私自身、感覚過敏と感覚鈍麻の中学生を主人公にした物語『カビンくんとドンマちゃん 感覚過敏と感覚鈍麻の感じ方』という本を出していて、いつかこの本を原作にしたアニメやドラマを作りたいと思っています。ドラマは私がやれる可能性が残っているというのも人生の楽しみがあって良いでしょう。(ちなみに、ドラマ化・アニメ化のオファーもお待ちしています!)
撮影後に・・・理念に賛同して

私の撮影は2025年11月に感覚過敏研究所の事務所で行われました。正直言いますと・・・撮り直ししていただきたい。人生、過去イチでうまく話せなくて凹みました。(きっといいかんじに編集いただけるでしょう)
撮影やその後のやりとりの中で、映画制作費のことや、スポンサーを探していること、映画館での上映の展望などをお聞きしているなかで、
「この映画、感覚過敏研究所が応援しないで誰がするんだ?」
という気持ちが芽生えていました。
そして、映画上映の最初に「制作:感覚過敏研究所」という単語が映し出されている情景と、エンドロールに名前が出ている場面が脳内に広がりました。
やるしかない。
こうして、零細企業である感覚過敏研究所は、映画『Feel/Unfeel』に資金提供をし、共同制作者となる道を選んだのです。
今後の予定と野望
2026年夏頃に映画館での上映を目指しております。その後、自主上映を企画いただき、全国で上映会が開かれればいいなと思っています。上映公開情報なども決まり次第お知らせします。
そしてですね、宣言が大事なのでいいますね。
カンヌ国際映画祭での上映を目指してます!!!!!!
いざ、カンヌへ。
映画基本情報
【作品名】
『Feel/Unfeel フィール/アンフィール ―感覚過敏と感じない社会』(ドキュメンタリー作品)
【監督&プロデューサー】
北 宗羽介(映画『ノルマル17歳。-わたしたちはADHD-』ほか)
【エグゼクティブ・プロデューサー】
灰谷 孝(株式会社Innochi)/加藤路瑛(感覚過敏研究所)
【製作】
八艶合同会社/株式会社Innochi(イノチグラス)/感覚過敏研究所(株式会社クリスタルロード)
【配給】八艶合同会社
【公開】2026年夏(予定)
参考リンク:共同制作のおしらせ(PRTimes)
映画のスポンサーや配給スポンサー、上映のご相談などもお気軽にご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちらから。
