【プロジェクト実施中】ワクチン会場に「マスクがつけられませんシール」を寄贈したい!

感覚過敏研究所のマスクがつけられませんシール

【更新情報】
2021.07.16 寄贈先を自治体の接種会場だけでなく、個別対応の病院や職域接種会場も対象にします。 2021.07.16 寄贈プロジェクトの説明資料を作成しました。資料ダウンロード

2021年7月12日より、感覚過敏研究所は、全国の新型コロナウイルスのワクチン接種会場に「マスクがつけられません」シールを寄贈するプロジェクトをスタートさせました。

プロジェクトの背景

マスクの着用ができない方がワクチン接種会場に入ることを断られるケースが各地の接種会場で発生しています。厚生労働省は、「マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について」として、感覚過敏などがある方でマスクが着用できない人に対して国民の理解を呼びかけています。

障害や病気など様々な理由でマスクが着用できない方も問題なく接種できる会場もございますが、マスク未着用での接種を断っている会場もあるようです。

また、マスクがつけられない当事者が、最初から接種会場に入れないだろうと諦めているケースも見受けられます。本来、ご本人が接種を希望されるならば、マスクができない事情がある方への接種を進めることが感染拡大の防止につながると感覚過敏研究所は考えます。

シール寄贈の目的

そこで、以下のことを目的に、「マスクがつけられませんシール」を寄贈することにいたしました。

①接種会場の窓口の方への情報提供と対応方法を検討いただく機会になること
②接種会場にいらっしゃる他の方々の不安をやわらげるため
③マスクがつけられない人が接種しやすい状況をつくるため

プロジェクト概要

・配布内容:感覚過敏研究所が作成する「マスクがつけられません」シール
・配布枚数:10,000枚
・送付先:自治体のワクチン接種会場、自治体のワクチン接種の担当者宛など個人や企業ではなく公的な機関を送り先とします(地方議員の事務所など、ワクチン接種会場に寄贈できるケースも可能ですが、自治体からの申し込みを優先します)
・申し込み:お申し込みはこちらから

シール寄贈先一覧(2021年7月27日現在)

・山形県米沢市
・東京都板橋区
・東京都渋谷区
・東京都港区
・神奈川県鎌倉市
・千葉県習志野市
・静岡県焼津市
・岐阜県垂井町
・岐阜県美濃市
・岐阜県岐南市
・大阪府八尾市
・福岡県福岡市
・沖縄県沖縄市

・墨田病院(東京都墨田区)

※会場準備のため、まだ設置されていない場合がありますので、ご了承ください。

シール寄贈を希望される自治体さまへ

お申し込みはこちらから
・会場掲示用ポスター(A4)は各自治体や接種会場の担当者で印刷してご利用ください。(数枚分のポスターはシールに同封します)
・寄贈にあたりご負担いただく金額はございません。シール代、送料ともにプロジェクトで負担しております。

マスクができない方でワクチン接種を希望される方へ

マスクがつけられない人がワクチン接種できるように作成したポスター

「シール寄贈先一覧」に掲載されている自治体で受付時に「マスクがつけられない」旨をご相談ください。受付に「マスクがつけられません」シールを用意しています。見えやすい場所に貼って、会場の案内に従ってください。(シールの在庫がない場合があります。また、集団接種会場に設置しています。個別の病院などには設置されておりません)

上記に掲載がない自治体でも、マスクがつけられない方のワクチン接種を受け付けているケースがございますので、地域のワクチン接種窓口にご相談ください。

自治体からの声

・マスクがつけられない人が会場に来る想定をしていませんでした。対応方法を考える機会になりました。
・知的障害や触覚過敏が強い場合、ネームホルダーを首から下げることも難しく、シールは負担が少なく手軽でいいと思いました。
・手話通訳者が付き添いで来場されましたが、口元の動きで会話する聴覚障害の通訳の場合、マスクを外します。それをご覧になった方からマスクをつけて欲しいと要望がありましたが、様々な事情でマスクがつけられないケースがあることを知る必要があると思いました。

マスクがつけられない当事者の声

・市役所の窓口に事前に電話をしましたが「マスク着用できないなら無理」と言われました。接種会場や市内の病院にも電話しましたが、マスクがつけられないなら来ないでくださいと言われました。
・はじめからマスクがつけられないなら会場に入れないだろうと諦めています。

マクスがつけられませんシールとは

感覚過敏など様々な事情でマスクがつけられない方のために感覚過敏研究所が作成・販売しているシールです。感覚過敏研究所のネットショップでは1枚330円で販売しています。また、無料公開してるダウンロード版もございます。

また、このシールは航空会社のスカイマークでも採用され、スカイマーク社の空港カウンターと全飛行機に用意されております。(企業や団体向けにオリジナルシールも作成可能です。300枚以上から。ご希望の場合は当サイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください)

スカイマーク航空が採用しいた感覚過敏マーク

当プロジェクトのスポンサー

一般社団法人オンラインボッチャ協会
年齢・能力・国籍・場所によらず、すべての人がオンラインでボッチャを楽しめます。毎週日曜日11時より定期開催しております。障害の有無にかかわらず、誰でも参加OK!希望者はリンク先のFacebookグループに参加ください。

株式会社クリスタルロード(感覚過敏研究所運営会社)

スポンサー/サポーター募集

サポーター:自治体担当者にお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひ、このページをご紹介ください。またSNSでの拡散にもご協力いただけますと大変うれしいです。

スポンサー:プロジェクト運営費を支援してくださる個人・企業・団体を募集しています。(個人:1口5000円から、企業・団体:1口10,000円から)

スポンサー特典

個人:1口につき「感覚過敏応援団」または「ワクチン接種しました」「マスクがつけられません」缶バッジを1つお送りします。
企業・団体:当ページにスポンサー名とリンク掲載いたします。1口につき「感覚過敏応援団」または「ワクチン接種しました」「マスクがつけられません」の缶バッジを1つお送りします。

発送作業に必要な備品の寄贈

Amazonほしいものリスト公開中です。(コピー用紙、梱包資材など)

Q&A

Q:個人ですが寄贈に申し込めますか?
A:自治体またはそれに類する組織・団体からのお申し込みのみとなります。

Q:自治体職員ですが自宅に送ってもらえますか?
A:宛先は、自治体担当者あてにお送りいたします。個人宅にはお送りできません。諸事情がございましたら、申し込みフォームの備考欄にてご相談ください。

Q:地方議員をしています。接種会場で設置できます。申し込み可能ですか?
A:接種会場で責任を持って寄贈いただけるならお申し込み可能です。ただし、自治体の担当者が望まれない場合もございますので、事前に担当者にご相談ください。

Q:本当に無料ですか?
A:はい。自治体の負担はございません。

Q:何枚申し込めますか?
A:各自治体の人口に応じてお申し込みください。数の予想がつかない場合はテスト運用として30枚を目安としてください。複数の接種会場がある場合、1会場10−20枚を目安にしていただき、追加注文は可能です。

参考

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