講演会・勉強会のご依頼について
対応できる講演・勉強会ついて
また、自己の感覚特性を考えるワークショップや、センサリーマップツアー、カームダウンボックスを作る体験授業を学校を中心に行っています。目に見えない感覚について学び、他者理解・相互理解を深める機会を提供します。
これまで実施した講演会・勉強会の例
講演会参加者の声
特別支援教育の講演の参加者の感想(一部抜粋)
- 感覚過敏に対する配慮の仕方を具体的に教えてもらえたので、実際に学校生活に活かしやすいと思いました。
- 相談シートや感覚過敏者方向けの服など工夫を凝らされた感覚過敏者仕様のものが開発されていることを初めて知りました。
- 当事者の話を聞く機会があまりないので、話を聞けて良かったです。視覚過敏や聴覚過敏の生徒もいるので、聞かせていただいた内容を参考に、支援の手立てを考えていきたいです。
- 感覚過敏を深くまで知らなかったのとあまり感覚が分かっていませんでしたが、靴に石が入っている感覚と聞いてわかりやすかったです。想像しやすい例えでより深く知れました。
- 今日の研修は55分と短い中でも、本当に深く広い情報が詰め込まれていて、わかりやすかったです。感覚過敏について、また、不登校や多様性について、今日のこの話を聞けた教員全員が明日からの指導や子どもたちへの関わり方に生かしていこうと感じてくれていたらいいなと思いました。また、理解のある先生方の多い支援学校のみでなく、支援教育がまだまだ浸透していない地域の学校で働くすべての先生方の元に届いてほしいと思いました。
- 自分が接している児童は(これまでに接してきた児童は)、もしかしたら感覚過敏なのでは(感覚過敏だったのでは)と思いました。感覚過敏の方が、これほどまでに生きづらい場面があるのだということに、気づかされました。不登校の場合は、そういった側面も考える必要があるのではないかと思いました。
- 担任している子どもたちは、言葉を使って自分のしんどさ、辛さを伝えることが難しいです。加藤さんのように自分の気持ちを伝えられたら、学校に対して、私たちに対してどんな話をしてくれるんだろうかと考えました。わかってあげられていない辛さがきっとたくさんあるのだろうなと思いました。学校が少しでも、過ごしやすい場所になるように、考えていきたいと思います。
- 私たちが感じたことのない世界をエピソードも交えながら、話していただけてもっと聞きたいと思えました。多様性という言葉を、いろいろな場面や場所で言っていますが、多様性ってなんだろうと改めて考える機会にも なりました。
- 教員として、常に自分の考えには偏りがありうるということを意識して、誰に対しても相手とよく話し合ってものごとをすすめていこうと再確認しました。ありがとうございました。
- 感覚過敏の該当の方からのリアルな声を聞くことができてとても勉強になりました。感覚過敏の生徒にこうしてあげたら楽なのかなといろいろと考えて対応をしてしまいがちですが、それが本人にとって負担で、逆効果になってしまうこともあるのだなと今回の研修で考えさせられました。
- これまでに影響を与えてくれた人生を変えてくれた先生の話がとても印象に残りました。 自分も誰かのそんな存在になれるようになりたいと思いました。
- 当事者の方からのお話は説得力があり、とても貴重な機会だと思いました。教員への講義もありがたいですが、実際に生徒の生活を見てもらい生徒の話を聞いてもらえる機会もあるといいなと思いました。
- 感覚過敏の当事者の話というだけでなく、感覚の過敏さや生まれる困難さを包括してどう生きていくのか、という視点で話を聞くことができ、子どもたちへの支援を考える上で、選択肢が広がったように感じました。また、支援をこちら手動で考えるだけでなく、選択肢をしめし、一緒に考える姿勢を大事にしようとおもいました。
- 児童が活動に対して苦手そうな様子があったとき、その理由を考えるうえでの引き出しになったかと思います。理由が考えられたら、参加できないのは本人だけのせいではないと明確になるので、指導の在り方も変わってくるのではないかと思いました。 加藤様のお話の中で、選択肢をくれた先生の話がありました。どっちが過ごしやすいのか、安心できるのか、慣例にとらわれずに選択肢を提示できる教員でありたいとおもいました。 私たち教師もかわらないといけない。そう強く思わせていただけた研修でした。
- 見えないを想像する力、選択肢を増やすこと の言葉が特に印象に残りました。 今後、指導にあたる際に、大切にしていきたいと思います。
- 自分にとっては何の問題もないことが、こんなに苦しく感じる人たちがいるのだということ、感覚過敏等がない人たちには想像が難しいぐらい苦しい思いをしているのだということが伝わりました。教員として、その苦しさを見逃さず、生徒が自分らしく生きていけるように、理解を深めて支援していきたいという思いを強くしました。
- 今回の研修を聞いて、感覚過敏について多く学べました。児童がなぜ嫌だと主張するのか、もしかしたら何かの感覚に違和感を覚えているかもしれないと、子どもたちへの接しかたを改めて考えさせられました。視野広く接したいと思います。
感覚過敏について
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの諸感覚が過敏になっていて日常生活に困難なことがある状態をいいます。感覚過敏は病名ではなく、さまざまな病気や障害の症状のひとつです。
感覚は目に見えず、他人と比較することができないため、感覚の過敏さで困っていることが周囲に理解されにくいという問題点があります。さらには、自分が感覚過敏で困っていることに気がつけない場合もあります。
感覚過敏研究所について
感覚過敏研究所は五感にやさしい社会を創造し、感覚の視点から感覚の多様性を追求します。感覚過敏の課題解決のために、感覚過敏の啓発活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っています。
感覚過敏の当事者とご家族が無料で参加できるオンラインコミュニティ「かびんの森」や、アウトシーム(縫い目外側)・タグなしをコンセプトにしたアパレルブランド「KANKAKU FACTORY」の開発・販売を行っています。
講師・加藤路瑛について
2006年生まれ。2018年、12歳の時に起業し、株式会社クリスタルロードを設立。代表権が取れない年齢のため、親子起業スタイルで起業し、代表権のない取締役社長に就任。
年齢、お金、病気、障害、性別、国籍、常識などを理由に「今」をあきらめない社会を作ることを目指し、さまざまな取り組みをしている。
現在は感覚過敏研究所の事業に注力。2021年6月、代表権を取得し代表取締役社長に就任。Forbes Japan 30 U30 2023「世界を変える30歳未満」選出。IPA 2023年度未踏IT人材・育成発掘事業採択 未踏クリエイター。
ご依頼方法について
希望日/予定日、オンライン/オフライン、必要時間、出演料、企画内容が揃った状態で、お問い合わせフォームに連絡いただけますとありがたいです。
日程に関しては柔軟に対応いたします。ただし、全てのご要望にお応えできませんのでご了承ください。