
2024年11月9日に開催されるファッションのインクルーシブデザインシンポジウムの第2部にて、企業の取り組みとして、感覚過敏の課題解決アパレルブランド「KANKAKU FACTORY」が紹介される予定です。このシンポジウムに、所長・加藤路瑛も登壇させていただきます。
「KANKAKU FACTORY」では、タグなし・縫い目外側をコンセプトにした、カームダウンパーカーやTシャツなどのアパレルを開発・販売しています。


シンポジウム概要
障害などに配慮のある『おしゃれ』な衣服が思うように手に入りにくい人がいるという現状があります。また、一方でなんとかしたいと多くの方々が活動されている割には、それらが必ずしもあまり世の中に広まっていないのではないかとの懸念があります。そこで、お互いに情報共有することで、衣服がより手に入りやすくなればと思って、「みんなで一緒に考える」をキャッチフレーズとして今回のシンポジウムを開催することとしました。
主催者文引用
- 日程:2024年11月9日(土) 13:05~16:45(予定)
- 会場:ビジョンセンター東京八重洲 904室 対面とオンライン(ZOOM)併催
- 参加費:無料
- 申し込み締切:10月28日(月)(対面とオンライン共通)
- 定員:対面30名、オンライン200名(先着順)
- 主催:シンポジウム:ファッションのインクルーシブデザイン実行委員会
「障害等による機能低下、体型変化等に配慮した衣服の開発と普及のための基盤整備」研究班
加藤の登壇は第2部の15:30以降を予定しています。
プログラム
第1部 ファッションを通じたインクルーシブ社会の実現のために 13:10~14:20
[本シンポジウムの開催趣旨]
・小野栄一 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所顧問)
[当事者・家族の立場から]
・山岸加奈子(トロンボーンソリスト 一般社団法人日本ケアメイク協会/理事長)
・富田公美氏 多発性内軟骨腫症の紹介
[企業の立場から]
・中澤幸子 (株式会社SACHI/代表取締役) 実例紹介を含めて
[研究者の立場から]
・雙田珠己 (元熊本大学教授)
第2部 誰でもおしゃれを(取組の例) 14:30~16:10
[公益法人・大学の取組]
・星川安之(公益財団法人 共用品推進機構/専務理事)
・大野淑子(山野美容芸術短期大学/客員教授)
[人材育成の取組]
・鈴木 綾(NPO法人エスプリローブ/代表理事)
身体障害者のファッション教育の取組み
[企業の取組]
・前田哲平(株式会社コワードローブ/代表取締役)
服のお直しサービス「キヤスク」の紹介
・田中美咲(社会活動家・ソーシャルデザイナー)
インクルーシブファッション「SOLIT!」の紹介
・加藤路瑛(感覚過敏研究所/所長)
感覚過敏の課題解決アパレルブランドの事例紹介