減音・防音効果のあるカームダウンボックス。調音素材AURAL SONICを内蔵!【CONBOX-CD】
【ポイント】 #調音 #防音 #減音 #吸音 #1人用 #2人用 #2サイズ #選べる色 #多目的
特徴
減音・防音に優れた調音素材を採用!
周辺の音を小さくやわらげることのできる調音素材を利用したカームダウンボックス! 音の対策ができるカームダウンボックスは本当に嬉しい。
調音素材「AURAL SONIC」を内蔵! 感覚過敏研究所が行った実験では、周辺より10dB以上の減音を確認できました。音の減圧はもとより、周囲の雑音(ざわざわ感)が減ったと感じられました。
調音のメカニズム
見える・見られるを気にせずカームダウン
周囲のあるものや人が多い場所にいくと視覚情報が多く、疲れてしまって動けなくなったり、落ち着かず精神的に不安定にある場合があります。
視覚情報を遮断し、かつ周囲の視線を気にせずに休憩できるカームダウンスペースは大切です。
当商品はライトグレーのロールカーテンを使用していますが、外からボックス内は見えません! これは、ボックスの外側の方が内側より明るいからです。
逆に、ボックス内から外はうっすら透けて見えるので近寄ってくる人に早めに気づけて安心です。
天井はフェルト素材を使ったルーバー仕様
天井があるカームダウンスブースはサイズによりますが、消防法における可動式ブース扱いとなり、消火設備を用意したり、消防署に可動式ブース設置届出書等の提出をする必要があります。
当商品は天井をオープンにし、フェルト素材をつかったルーバー仕様にしています。(ルーバーは、はめ込み式で取り外し可能です)そのため、消火設備などの付帯設備は不要です。
天井が空いているため明るさの調整は限度があります。暗くしたい場合の相談は感覚過敏研究所にご相談ください。
ボックス内のアレンジは自由
当商品はボックスの外側、内側の壁の色を7色からお選びいただけます。どの色がいいかも感覚過敏研究所にご相談ください。
ボックス内は自由にアレンジいただけます。ボックスサイズにピッタリの椅子をオプションでご用意しておりますが、好きな椅子やクッション、テーブルを置くことも可能です。
仕様
商品名 | CONBOX-CD(カームダウン) |
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サイズ | 2サイズ(単位:mm) S(小):1345W×670D×2000H W(大):1345W×1285D×2000H |
色 | 7色から選べる(内側・外側それぞれ選べます) ピンク、マスタード、グリーン、グレー、ブルー、ベージュ、ブラック |
素材 | フレーム:木材、表面布地:ポリエステル100% |
消防法 | 天井が開いているため消防法における可動式居室には該当しません。そのため、消火設備の付帯は対象外です。 必要に応じて施設やビル管理者にご確認ください。 |
減音効果 | 減音・防音効果のある調音素材「AURAL SONIC」を採用しております。感覚過敏研究所の実験では10dB以上の減音を確認しました。数字以上に、騒がしい場所の「ざわざわ感」が緩和されるのを体感しました。 |
設置・設営 | 搬入・組み立てが必要です。お問い合わせください。 |
納期 | ご注文から2ヶ月ほどお時間をいただきます。 |
金額 | 本体価格とともに運搬費・組み立て作業費が必要です。お問い合わせください。 |
その他 | 写真に掲載されている椅子は付属されておりません。(オプション品) |
カームダウンスペース導入のポイント
カームダウンスペースは、ホームページやカタログから商品を選んで見積もりを取って、購入・設置といった一般的な商品購入の流れではうまくいかない商品です。以下の4つのポイントが重要であり、このようなサポートができることが感覚過敏研究所の強みです。
設置場所の環境確認
・照明の位置は? ・スピーカーなど音源は? ・設置場所の目の前は何がある? ・人通りは?人目は気になる場所?
設置箇所の環境が重要です。この環境によって適したカームダウンスペースは違いいますし、設置の向きやその他工夫がとても大切です。また、どこに置けば分からない場合、感覚過敏研究所が現地確認をしてご提案するこことも可能です。
消防法の確認
・カームダウンスペースは消防法の確認が必要な場合があります。多くのカームダウンスペースは消防法の適用外になるように天井がない作りになっています。天井があるカームダウンボックスは、移動式ブースに分類され、設置前に消防省の確認が必要になります。 ・しかし、天井が開放された商品であっても、設置箇所の管轄の消防署の判断となるため設置前に確認が必要です。 ・消防署が「移動式ブース」と判断した場合は、不燃素材の使用の確認や、場合によっては消火剤の用意が必要なケースがあります。 ・ビル内設置、商業施設設置の場合は、建物管理者にも確認を取ることが大切です。
消防法の確認方法などは、感覚過敏研究所にご相談ください。
目的と「できること」「できないこと」の明確化
カームダウン・クールダウンスペースを用意される施設側が、どのような目的で導入し、どのような機能を提供したいかがとても大切です。
・明るさを落とした空間にしたい
・減音できる空間にしたい
・人目を気にせず休めるようにしたい
・パニックで暴れても大丈夫な空間にしたい
・鍵がついていて安心できるようにしたい など。
全ての希望を完全に満たすカームダウンスペースはありません。できること以上に「この場ではこの部分は提供できない」ことのを明確にしてお伝えすることも重要です。この部分をクリアにしておかないと、設置後に運営方法やカームダウンスペースの意義について運営者が悩まれることになります。この部分をヒアリングしながら、導入企業様の思想や想いを大切にする伴走を感覚過敏研究所は大切にしています。
設置後の運用法が重要
・空いていれば誰もが自由に利用できるのか? ・それとも障害者限定なのか? ・予約が必要なのか? ・スタッフに声かけが必要なのか? ・使用中であることをどう周囲に伝えるのか? ・長時間使っている人がいたとき、どうすればいいのか? ・体調不良時に誰が気付けるのか?
いかがでしょうか?このような運営の問いの答えを用意できていますか?カームダウンスペースはどの箱を置くか以上に、どのように運営するかが大事であり、この部分の準備をしないまま購入してしまって運用できずに止まってしまうケースがあります。カームダウンスペースはハード以上にソフト面が重要な商品です。導入の失敗事例なども聞こえ始めております。ですから、カームダウンスペースを検討される際は、感覚過敏研究所に相談いただきたいのです。
カームダウンボックス選びの注意点
カームダウンスペースは、ただカームダウンボックスやパーテーション、別室を用意すれば良いというものではありません。 ハード面以上に、ソフト面が重要です。何を設置するかだけでなく、どの場所に、どの向きで設置するか、使用者が孤立しないための交流導線の検討、安全点検の方法など、運用面の工夫がカームダウンスペースの効果を大きく左右します。
生徒のために別室を作ったが、本人は放置されたと感じ、不登校になってしまったケースや、センサリールームを見よう見真似で作成し、逆に音や眩しさで苦痛を与えてしまうケースなどがあります。カームダウンスペースの導入・設置にはその状況にあった環境調整ができるアドバイザーが必要です。
カームダウンボックス選びは感覚過敏研究所にお任せください!
設置をご希望される場所にあったカームダウンボックスやスペースのご提案をいたします。また、現地調査の上のご提案もご相談ください。
・設置場所に適切なカームダウンボックスや環境調整のご提案が可能です。
・さまざまなカームダウンボックスを扱っているため、ご要望に柔軟に対応できます。
・ご購入後もカームダウンの運営の相談やスタッフ向け研修などの対応が可能です。
・せっかく導入しても知られないということがないように、PRや広報のお手伝いもいたします。
・感覚過敏の当事者が集まるコミュニティ「かびんの森」を運営しています。当事者への情報提供やモニターなども対応できます。
・JIS規格のカームダウン・クールダウンスペースのピクトグラムの画像データをご提供しております。
・とにかく、感覚過敏研究所にお任せください! ご不安なことは全てクリアになるように対応いたします。
感覚過敏研究所は日本で唯一、カームダウンスペースの導入・運営のアドバイスができる専門店です
カームダウンスペースを製作しているメーカーは複数ありますが、ボックスを作れる技術はあっても、環境調整や設置後のアドバイスができるメーカーが存在しません。この問題を解決するために、感覚過敏研究所では、ほぼ全てのカームダウンスペース製造メーカーの商品を実際に体験し、販売できる体制を整えています。
私たちは、メーカーとは異なり、本当に必要な商品をお客様に提案します。場合によっては、カームダウンボックスではなく、パーテーションや部屋型の提案をすることもあります。また、手作りのワークショップや授業での製作を提案することも可能です。
さらに、バブルタワーや照明機材、Yogiboのクッション&ソファーなど、センサリールームやスヌーズレン室で使用するさまざまな機材も取り扱っています。設置される施設の環境や状況に合わせて、感覚にやさしい空間作りをサポートします。
契約に関しても、各自治体や企業に合わせた契約形態のご相談・ご提案を行っております。まずはお気軽にご相談ください。
導入したカームダウンスペース、多くの人に知っていただくために。
カームダウンスペースを導入したからには、利用者に広く知ってもらうことが重要です。 感覚過敏研究所では、感覚過敏当事者やそのご家族、支援者、さらにはメディアに向けて、カームダウンスペースの導入情報を効果的に発信する力があります。広報活動やPRを通じて、カームダウンスペースの認知拡大をサポートいたします。
せっかくカームダウンスペースを設置しても、利用者に情報が届かなければ、その価値が十分に伝わりません。実際に、利用者が集まらず撤去されてしまったカームダウンスペースやセンサリールームの例もあります。
カームダウンスペースは、利用者数や利用率だけで効果を判断するものではありません。たとえ利用者が少なくても、「あの場所にカームダウンスペースがあるから安心して外出できた」という安心感を与え、感覚過敏の方々にとって重要なセーフティネットとして機能しています。
しかし、カームダウンスペースの認知度はまだ十分とはいえません。感覚過敏研究所では、カームダウンスペースの認知向上を目指し、普及・啓発活動を積極的に行っています。導入いただいた施設のカームダウンスペースを、当事者コミュニティやSNS、プレスリリース、コラムを通じて広く発信し、その価値を社会に伝えております。
また、導入企業や施設の社会貢献活動に関する広報支援も行っています。
大切なのは「誰が作るか」「誰と作るか」
センサリールームやカームダウンスペースの導入目的や受益者は明確であり、「なぜやるか(Why)」、「何をやるか(What)」、「どうやってやるか(How)」「どこでやるか(Where)」の設定は比較的容易に設計できます。センサリールームやカームダウンスペースの社会的な認知が広がり、導入箇所が増えてこれば、これら(Why、What、When、Where、How)が明確なら、利用者は増えていきます。
しかし、社会認知がない創造期において重要なのは、「誰が作るか」「誰と作るか」というWhoの部分です。
私が有楽町マルイで感覚過敏研究所ポップアップストアを開店し、センサリールームの展示をした際、「外出は苦手だけど、加藤所長が作るものを見たかった」「感覚過敏研究所がやっているから安心できると思って来れた」という言葉をたくさんいただきました。感覚過敏の高校生を主人公にしたNHKドラマ『ケの日のケケケ』の監修を担当しましたが、SNSでは「感覚過敏研究所の加藤さんが監修しているから安心して見れる」「加藤さん監修なら間違いないと思って見れた」といった声もいただきました。
感覚過敏がある人々は外出すること、テレビを見ること、食べること・・・そのような一般的には誰でもできることが困難であり、行動に移すことは心理的ハードルが高いです。そのハードルを下げ、手をつないだり、背中を支えたりする存在が必要です。その役割を担え、人々の行動変容を導ける存在は感覚過敏研究所と私、加藤路瑛しか日本にはいないと自負しております。>
是非、一緒に、五感にやさしい社会をつくりましょう。
そして、五感にやさしい空間を共につくりましょう。
よくある質問
どのサイズやデザインが適しているか分からないです。
設置される場所の状況をお伺いして感覚過敏研究所にて提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
実際に体験できますか?
ご相談ください。
分割支払いまたは、サブスクでのレンタルは可能ですか?
可能な限りご要望にお応えしておりますので、ご相談ください。
壊れてしまったのですが交換できますか?
商品に欠陥があった場合は対応しております。お客さまやご利用者による破損に関しましてはご相談ください。
カームダウンボックスをうまく運用できるか心配です。
ご注文いただいた企業様向けのオプションとして、感覚過敏研究所の所長・加藤が講師を務める勉強会をご提供しております。また、設置後の相談も随時対応いたしますので安心して導入ください。
カームダウンボックスは感覚過敏や発達障害などの人にしか使えませんか?
どこに置くか、どのような用途にしたいかもご相談ください。