感覚過敏応援団・サポーターインタビュー第2弾です!
どんな人が参加しているのか、参加の理由や参加してみてよかったことなどをお聞きしました!
感覚過敏応援団とは?
感覚過敏の課題解決およびセンサリーインクルーシブな社会の実現に向けて活動している「感覚過敏応援団」 (旧:サポータークラブ)です。
第2弾は、きさらぎ みずきさんです。
きさらぎ みずき
幼少期よりASDの診断を受ける。
その際にはすでに聴覚過敏の可能性を医師より指摘されていたが、感覚の特異性に対する適切な配慮はなされなかった。 大学にて初めて配慮を受け、感覚過敏に対する理解の広まりを感じる。
現在、大学院修士課程で障害学を専攻。
Q.感覚過敏研究所を知ったきっかけを教えてください
Twitterで偶然、加藤さんと感覚過敏研究所の投稿を見つけたからです。様々な方が、感覚過敏の理解促進に向けて動いていることを知り、私もその一員となりたいと考えたことが大きな理由です。
Q.応援団やサポーターに参加した理由やきっかけを教えてください
様々な方が、感覚過敏の理解に向けて動いていることを知ったことです。
Q.感覚過敏コミュニティ「かびんの森」に参加してよかったことがあればお聞かせください。
様々な感覚過敏を抱えた方がいることです。私は聴覚の過敏を抱えておりますが、統計的に多いと言われていても周囲に同じような境遇の人がおらず、孤独感を感じていました。しかし、「かびんの森」には多種多様な感覚過敏を抱える方がおり、自分だけではないんだなという安心感を得られる場になっています。また同じ感覚過敏を抱えていても、抱える困難さも多種多様で、自身の体験を否定されないことも参加してよかったと思えるポイントです。
Q.応援団メンバーとしてやってみたいことがあれば教えてください。
広報用のイラストや原稿(漫画等)の制作をしたいです。また、Illustrator、PhotoshopなどAdobe製品の利用歴(特にIllustratorは講義で応用レベルまで習い、ポスター制作なども行った)、大学の漫画サークルでの原稿の管理をしたことがあるので、この経験を活かした仕事ができればと思っています。
Q.センサリーインクルーシブ(どんな感覚特性でも生きやすい環境)になるためには何が必要だと思いますか。
教学齢期(できれば幼少期)から配慮してもらえる環境の整備です。 とある脳性まひの子どもが通常学級で生活していた際、クラスメートが当たり前に困り感に対処するようになったという事例があります。これと同様に、学校側での配慮が当たり前になれば、生徒側の理解に繋がると思います。また、子どもたちが親に伝えていくことで、世代間で感覚の特異性という概念を伝えていけるきっかけになるのではないかと考えています。
Q.感覚過敏研究所や応援団に期待したいことは何ですか。
今後、より活発に感覚過敏についての広報が行われることです。 また、理解促進に向けたグッズの紹介、販売、開発を行うことやこちら側からも助言ができることです。
以上です。きさらぎ みずきさん、ありがとうございました。
感覚過敏研究所では、感覚過敏応援団を募集しています。応援団のみなさまの紹介も続けていきます!一緒に、五感にやさしい社会を創造しましょう!
次回もお楽しみに!
感覚過敏応援団インタビューの一覧はこちらから