マスクは肌に触れて痛い・・・苦しい・・・・そんな感覚過敏のある方のために、感覚過敏研究所では肌にいっさい触れない「せんすマスク」を考案しました。
触覚過敏のハリネズミの「せんすマスク」(別名:ハリせん)
「せんすマスク®︎」仕様
透明せんすマスク
「聴覚障害の方と話すために透明な扇子が欲しい」
「学校はキャラクターのものは持っていけないから無地の物が欲しい」
そんなリクエストにおこたえして、透明なせんすマスクも作成しました!
たくさんのメディアで取り上げていただきました
ブラックせんすマスク
「口元は見られたくない」「透明だと日焼けが心配」「透明や白は眩しい」という透明せんすマスクに寄せられたご要望にお応えして「ブラックせんすマスク」を作りました。「とにかく黒が好き」という方にもおすすめです。
ブラックせんすマスクのご購入
感覚過敏研究所ネットショップにてお買い求めいただけます。
Let’s せんすケーション!
せんすマスク誕生ストーリー
感覚過敏研究所の所長をしている加藤路瑛です。「せんすマスク」誕生ストーリーについて話したいと思います。
新型コロナウイルスの感染防止のため、マスク着用がルールやマナーになっていますが、感覚過敏が理由でマスクをつけられない人の意思表示カードを作成し、公開したところ、たくさんの方に興味を持っていただけました。
しかし、このような意思表示カードがあったとしても、マスク着用の根本解決にはなっていません。感覚過敏の人でもつけられるマスクは作れないか、それはコロナ以前から研究所で考えていた課題の1つでした。
しかし、感覚は人によって違いますので、誰かがつけられるマスクであっても、他の人がつけられるかどうかはわからないのです。全ての人がつけられるマスク。それは、「肌にいっさい触れない宙に浮くマスク」ですが、そのようなマスクを作るアイディアは思いつきません。
マスクの意思表示カードもたくさんの方に支持をいただきましたが、中には「代替案もないのに、こんなものを作るな」というご意見もいただいていました。
そんな中、SNSで「溶接マスクやベネチアンマスクのようなもので代用できないか」とアイディアをくださった方がいらっしゃいました。そのアイディアをもとに、研究所のメンバーと考えたのが扇子でした。
こうして、「扇子マスクを作ろう!」というプロジェクトがスタートしました。
商品名も「せんすマスク™」にしました。「せんす」には「扇子」と感覚の英語名「Sense」の意味を込めています。
また「せんすケーション」という言葉、文化を提案したいと思います。ちょっと口元を隠して話す。日本古来の奥ゆかしさを「せんすマスク」で再現できればと思います。
・暑くてマスクの着用が難しいけど、人と会話が必要な時
・レストランで友達とおしゃべりするときに、さっとバックから
そんな感じで、感覚過敏だけでなく、マスク着用が難しいシーンでご利用いただければと思います。そうしているうちに、新しいマスクが開発されたり、ウイルス治療薬や予防薬が開発されて、次のステージに社会が進化していることを願います。
※「せんすマスク」は感覚過敏研究所を運営する株式会社クリスタルロードの商標登録済み商品です。(登録番号:第6289828号)