感覚過敏研究所では、感覚過敏缶バッジを団体や施設に寄贈するプログラムを行っています。感覚過敏応援団の参加人数分の缶バッジを毎月希望される団体や施設に寄贈します。
例)
応援団メンバー30名 → 毎月1施設に寄贈
応援団メンバー60名 → 毎月2施設に寄贈
感覚過敏応援団とは?
感覚過敏の課題解決のために立ち上がった加藤路瑛と共に感覚過敏研究所の応援団として、感覚過敏の解決に向けて一緒に商品やサービスの企画や開発をしたり、研究を行うコミュニティーです。応援参加も大歓迎です。応援団の支援金で開発や研究を行い、センサリーフレンドリーな社会の実現を目指します。
感覚過敏缶バッジとは
感覚過敏研究所では、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の過敏さ、困りごとを視覚化した「感覚過敏缶バッジ」を販売中です。1個680円です。ご購入や詳細は下記のページでご確認ください。
学校や団体でまとまった数を購入するのは、予算や手続きなどさまざまな理由で難しい場合があります。そこで、市民のみなさんが缶バッジを必要としている学校や団体にプレゼントできるプロジェクトをスタートさせました。
缶バッジを寄贈対象
以下のような学校・団体を対象としています。
- 保育園、幼稚園
- 小学校、中学校、高校、大学、フリースクールなど
- 児童発達支援・放課後デイサービスなど
- 成人を含む病気や障害の支援団体・施設
- その他、感覚過敏研究所が寄贈に適切と判断した団体・サービス
・申し込みには、研究所とメールのやりとりができる担当者のお名前とメールアドレスが必要です
・缶バッジ希望団体は名称を公表しています。匿名参加はできません。
・缶バッジ受け取り後は写真や感想などを必ずごご連絡ください。研究所サイトで紹介します。
・申し込みが多い場合、お待ちいただく場合があります
・プロジェクトの申し込みは何度でも可能です。
寄贈先の学校・団体
1)埼玉県熊谷市立富士見中学校
缶バッジ40個を寄贈いただきました。ありがとうございます。届いた缶バッジを職員室で見せたところ、多くの先生が興味を持ってくれました。
生徒たちには好評で、自分には「コアラがいる」「ネコがいる」と自身の過敏さや困りごとに向き合うきっかけにもなりました。生徒が使用する前に、教頭が5種類の缶バッジを身につけて、生徒に感覚過敏について説明をしました。そのため、他の生徒も感覚過敏について理解しやすかったと思います。
筆箱などにつければ、先生に伝えられますし、上級生になれば缶バッジをきっかけに友達に自分の感覚過敏について説明できる生徒もいるでしょう。
マスクやフェイスシールドをつけられない意思表示カード も利用させていただいています。
2)ライズ児童デイサービス蒔田(神奈川県)
・HP:https://www.rise-maita.com/
・団体内容:小学生〜高校生までの知的障害・発達障害児童を療育する通所施設
3)発達障害児グレーゾーン親の会 「ねくすとぐろーあっぷ」(東京都)
・HP:https://fuchu-planet.jp/organizations/603
・団体内容:グレーゾーンの子どもの啓発活動や親のおはなし会、勉強会などの活動
この度は、ねくすとぐろーあっぷに缶バッジの寄贈をしてくださりありがとうございました。当事者の、本人たちは大喜びで、新学期が楽しみです。
このバッジがあるおかげで、本人たちは自らバッジを選択することができ、自分の特性を正しく理解することができました。これからは、周りの友達にも自分の口で苦手なことを説明することができると思います。バッジをつけていることで、子どもたちに安心感を伝えることができました。
この度の寄贈で救われたのは子どもたちだけではなく、保護者の私達も、地域で支援してくださる方、見ていてくださる方がいるということは、子育ての励みになり、涙が出るほど嬉しかったです。ありがとうございました。(ねくすとぐろーあっぷ)
感覚過敏缶バッジ使用例
感覚缶バッジを寄贈したい方
缶バッジを寄贈したい方は、2つの方法がございます。
①感覚過敏応援団にご加入ください。(毎月1,000円で、感覚過敏の情報交換や研究、商品開発などに参加いただけます。月に1個の缶バッジを施設に寄贈します)
②缶バッジを希望個数寄贈する。(1口1,000円で2個寄贈)