感覚過敏短歌【第一巻】

感覚過敏体験談

感覚過敏研究所の事務局長の加藤さとみです。

当研究所では、感覚過敏の当事者やその家族のコミュニティー『かびんの森』を運営しています。2020年2月末時点での参加メンバーは103名。

先日、この『かびんの森』コミュニティーで、メンバーの白崎やよいさんが「感覚過敏短歌」を詠まれ、メンバーに共有してくださったのをきっかけに、他のメンバーも感覚過敏短歌を作りはじめました。

短歌で感覚過敏の世界観を伝えるのって素敵ですね。言葉で長々説明しなくても伝わります。

とても素敵なので、研究所のサイトでも紹介させていただくことにしました。

感覚過敏を詠んだ短歌を紹介!

一口に感覚過敏と言っても、人それぞれ困りごとや感じ方は違いますよね。

コミュニティーメンバーの詠んだ短歌に共感したり、少しでも感覚が伝わったりしていただけたら幸いです。

  • 光差す 目映き空に 目が眩み 気づけば何も 見えず聞こえず (白崎やよい)
  • 色が刺し 光が突き刺す 我が瞳 何を見るとて 見えぬがごとし (白崎やよい)
  • 洪水の ごとく広がる 音の海 溺れるものが なぜやおらぬか (白崎やよい)
  • 聞き耳を 立てても音の 瀑布かな 隣の人の 声も届かず (白崎やよい)
  • 楽しげな 友の声にも 蓋をして 静けさ求めて 今日もひとりだ (加藤路瑛)
  • ほのかなる 花の香りが 棘となり 身を病ませども 傾ぐ首たち (白崎やよい)
  • 口に入れ 歯ざわりこそは 耐えられど 広がる風味に 飲み下せざり (白崎やよい)
  • 給食の ニオイが残る 教室を 飛び出したものの 行き先はなし (加藤路瑛)
  • 旅行先 土地の名物 気になるが いつもの飯を 求めてしまう (加藤路瑛)
  • 食べ物の 好き嫌いは よくないと 言われ続けて いつまで続く  (加藤路瑛)
  • 機能性 何より重視 服選び  おしゃれ二の次  スカート履けなし (りさぽん)
  • 寒すぎる 何の因果で こんな目に 季節恨めど 何も変わらず (りさぽん)
  • 見渡せば 手扇ぎうちわで 風送り 鞄覗くは くたびれパーカー (りさぽん)
  • スパッツを 履いても寒い 冬の脚 せめてお腹に カイロ忍ばす (りさぽん)

まとめ

みなさんも、ぜひ感覚過敏で短歌を詠んでみてはいかがでしょうか。

何か新たな気付きが生まれるかもしれませんよ。

感覚過敏コミュニティー『かびんの森』内、雑談チャンネルで募集していますのでお気軽にご投稿ください。

「メンバーではないけれど、短歌を投稿したい」という方は、当研究所宛にメールでの投稿も大歓迎です!
また、「コミュニティーに参加したい」という方は以下の申し込みフォームからご連絡ください。お待ちしています。

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