日本初!カームダウンスペース・カームダウンボックス専門ストア
カームダウンスペースの導入は、
「どの箱を選ぶか」だけでは成功しません。
商品選定から設置環境の調整、消防法の確認、設置後の運用、広報まで
日本で唯一、導入のすべてに伴走できる専門店です。
→ 導入実績: 東京大学 / 東京国立博物館 / 夢洲駅 ほか
カームダウン・クールダウンスペースとは?
音や光などの刺激で疲れたり、体調不良やパニックになってしまう方々が、心身を落ち着かせるための避難所・休憩所のことを「カームダウン・クールダウンスペース」といいます。
障害者差別解消法の改正により、2024年から障害者の方への合理的配慮が民間に対しても義務化されました。公共施設、教育施設、福祉施設、交通機関などの施設でカームダウンスペースの導入が広がっています。また、博物館や動物園、水族館、遊園地での取り組みも始まっています。さらには、イベント会場での設置の動きも見られます。
カームダウンスペースの社会への普及に向けて感覚過敏研究所も取り組んでいきます。ぜひ、このページをご覧いただいた皆様とともに、五感にやさしい社会を目指すことができたら嬉しいです。
感覚過敏研究所に任せられること
カームダウンスペースは、設置場所の環境、消防法、そして設置後の運用方法によって効果が大きく変わる商品です。感覚過敏研究所は「箱を売る」のではなく、導入が成功するまでを一緒に設計します。
私たちが考える成功とは、設置することではなく、
・「あの施設にはカームダウンスペースがあるから」と、外出をあきらめていた方が安心して来場できるようになること。
・刺激で疲れたときに、必要とする方が迷わずたどり着き、落ち着いて過ごせること。
この2つを実現するために、次の5つを伴走します。
① 全メーカーの商品から、中立に提案します
国内のほぼ全てのカームダウンスペース製造メーカーの商品を実際に体験し、取り扱っています。特定メーカーの都合ではなく、御施設に本当に合うものを提案します。場合によっては、ボックスではなくパーテーションや部屋型をおすすめすることもありますし、予算がない場合は施設備品の利用などお金がかからない方法も一緒に考えます。
② 当事者視点で、設置環境まで調整します
照明・音源・人通りなど、同じ商品でも置く場所と向きで使い心地は大きく変わります。感覚過敏の当事者が運営する研究所として、当事者視点を重視し、環境調整までご提案します。現地視察も承ります。
③ 消防法や建物側の確認も、一緒に進めます
カームダウンボックスは設置前に消防署や建物管理者の確認が必要になる場合があります。判断に迷いやすい部分を経験をもとにサポートします。
④ 一番難しい「設置後の運用」を、当事者視点で設計します
カームダウンスペースの導入で最もつまずきやすいのが運用です。誰が使えるのか、予約は必要か、使用中をどう周囲に伝えるか、長時間の利用にどう対応するか、体調不良に誰が気付くのか……運用がうまくいかず、当事者から不満が出たり、設置を中断された事例もあります。感覚過敏研究所は、当事者の声をもとに、御施設の状況に合わせた運用ルールづくりからスタッフ向け研修までサポートします。ここが「箱を買えば終わり」ではない重要なポイントです。
⑤ 導入したスペースを、必要な人に届けます
せっかく設置しても、利用対象者に知られなければ使われません。実際に利用されずに中止となってしまった施設もあります。このような状況は絶対に避けたい!感覚過敏研究所は、当事者コミュニティ・SNS・プレスリリース・コラムを通じて、導入いただいたカームダウンスペースを必要とする人へ直接届けられる発信力があります。あわせて、貴施設の取り組みとしての広報もお手伝いします。
だから、カームダウンスペースの検討は、最初に感覚過敏研究所へご相談ください。
導入事例
感覚過敏研究所で納品や導入支援をしている事例の一部を紹介します。
感覚過敏研究所で取り扱うカームダウンボックス一覧
サイズ、素材、機能などさまざまなカームダウンボックス、カームダウンブースをご案内することができます。
感覚過敏研究所は、国内で生産・入手できるあらゆるカームダウンスペースを取り扱う専門店です。自社商品を売りたいという都合がないため、設置環境にあった商品をご提案します。
まずは、「勉強したい」「相談したい」施設ご担当者の方へ
カームダウンスペースの基礎知識が学べるミニ講座と、商品選定のオンライン相談会も用意しております。
カームダウンスペース導入のポイント
カームダウンスペースは、ホームページやカタログから商品を選んで見積もりを取って、購入・設置といった一般的な商品購入の流れではうまくいかない商品です。以下の4つのポイントが重要であり、このようなサポートができることが感覚過敏研究所の強みです。
設置場所の環境確認
・照明の位置は? ・スピーカーなど音源は? ・設置場所の目の前は何がある? ・人通りは?人目は気になる場所?
設置箇所の環境が重要です。この環境によって適したカームダウンスペースは違いますし、設置の向きやその他工夫がとても大切です。また、どこに置けばよいか分からない場合、感覚過敏研究所が現地確認をしてご提案することも可能です。
消防法の確認
・カームダウンスペースは消防法の確認が必要な場合があります。多くのカームダウンスペースは消防法の適用外になるように天井がない作りになっています。天井があるカームダウンボックスは、移動式ブースに分類され、設置前に消防署の確認が必要になります。 ・しかし、天井が開放された商品であっても、設置箇所の管轄の消防署の判断となるため設置前に確認が必要です。 ・消防署が「移動式ブース」と判断した場合は、不燃素材の使用の確認や、場合によっては消火剤の用意が必要なケースがあります。 ・ビル内設置、商業施設設置の場合は、建物管理者にも確認を取ることが大切です。
消防法の確認方法などは、感覚過敏研究所にご相談ください。
目的と「できること」「できないこと」の明確化
カームダウン・クールダウンスペースを用意される施設側が、どのような目的で導入し、どのような機能を提供したいかがとても大切です。
・明るさを落とした空間にしたい
・減音できる空間にしたい
・人目を気にせず休めるようにしたい
・パニックで暴れても大丈夫な空間にしたい
・鍵がついていて安心できるようにしたい など。
全ての希望を完全に満たすカームダウンスペースはありません。できること以上に「この場ではこの部分は提供できない」ことを明確にしてお伝えすることも重要です。この部分をクリアにしておかないと、設置後に運営方法やカームダウンスペースの意義について運営者が悩まれることになります。この部分をヒアリングしながら、導入企業様の思想や想いを大切にする伴走を感覚過敏研究所は大切にしています。
設置後の運用法が重要
・空いていれば誰もが自由に利用できるのか? ・それとも障害者限定なのか? ・予約が必要なのか? ・スタッフに声かけが必要なのか? ・使用中であることをどう周囲に伝えるのか? ・長時間使っている人がいたとき、どうすればいいのか? ・体調不良時に誰が気付けるのか?
いかがでしょうか?このような運営の問いの答えを用意できていますか?カームダウンスペースはどの箱を置くか以上に、どのように運営するかが大事であり、この部分の準備をしないまま購入してしまって運用できずに止まってしまうケースがあります。カームダウンスペースはハード以上にソフト面が重要な商品です。導入の失敗事例なども聞こえ始めております。ですから、カームダウンスペースを検討される際は、感覚過敏研究所に相談いただきたいのです。
カームダウンボックス選びの注意点
カームダウンスペースは、ただカームダウンボックスやパーテーション、別室を用意すれば良いというものではありません。 ハード面以上に、ソフト面が重要です。何を設置するかだけでなく、どの場所に、どの向きで設置するか、使用者が孤立しないための交流動線の検討、安全点検の方法など、運用面の工夫がカームダウンスペースの効果を大きく左右します。
生徒のために別室を作ったが、本人は放置されたと感じ、不登校になってしまったケースや、センサリールームを見よう見真似で作成し、逆に音や眩しさで苦痛を与えてしまうケースなどがあります。カームダウンスペースの導入・設置にはその状況にあった環境調整ができるアドバイザーが必要です。
カームダウンボックス選びは感覚過敏研究所にお任せください!
設置をご希望される場所にあったカームダウンボックスやスペースのご提案をいたします。また、現地調査の上でのご提案もご相談ください。
・設置場所に適切なカームダウンボックスや環境調整のご提案が可能です。
・さまざまなカームダウンボックスを扱っているため、ご要望に柔軟に対応できます。
・ご購入後もカームダウンの運営の相談やスタッフ向け研修などの対応が可能です。
・せっかく導入しても知られないということがないように、PRや広報のお手伝いもいたします。
・感覚過敏の当事者が集まるコミュニティ「かびんの森」を運営しています。当事者への情報提供やモニターなども対応できます。
・JIS規格のカームダウン・クールダウンスペースのピクトグラムの画像データをご提供しております。
・とにかく、感覚過敏研究所にお任せください! ご不安なことは全てクリアになるように対応いたします。
感覚過敏研究所は日本で唯一、カームダウンスペースの導入・運営のアドバイスができる専門店です
カームダウンスペースを製作しているメーカーは複数ありますが、ボックスを作れる技術はあっても、環境調整や設置後のアドバイスができるメーカーが存在しません。この問題を解決するために、感覚過敏研究所では、ほぼ全てのカームダウンスペース製造メーカーの商品を実際に体験し、販売できる体制を整えています。
私たちは、メーカーとは異なり、本当に必要な商品をお客様に提案します。場合によっては、カームダウンボックスではなく、パーテーションや部屋型の提案をすることもあります。また、手作りのワークショップや授業での製作を提案することも可能です。
さらに、バブルタワーや照明機材、Yogiboのクッション&ソファなど、センサリールームやスヌーズレン室で使用するさまざまな機材も取り扱っています。設置される施設の環境や状況に合わせて、感覚にやさしい空間作づくりをサポートします。
契約に関しても、各自治体や企業に合わせた契約形態のご相談・ご提案を行っております。まずはお気軽にご相談ください。
導入したカームダウンスペース、多くの人に知っていただくために。
カームダウンスペースを導入したからには、利用者に広く知ってもらうことが重要です。 感覚過敏研究所では、感覚過敏当事者やそのご家族、支援者、さらにはメディアに向けて、カームダウンスペースの導入情報を効果的に発信する力があります。広報活動やPRを通じて、カームダウンスペースの認知拡大をサポートいたします。
せっかくカームダウンスペースを設置しても、利用者に情報が届かなければ、その価値が十分に伝わりません。実際に、利用者が集まらず撤去されてしまったカームダウンスペースやセンサリールームの例もあります。
カームダウンスペースは、利用者数や利用率だけで効果を判断するものではありません。たとえ利用者が少なくても、「あの場所にカームダウンスペースがあるから安心して外出できた」という安心感を与え、感覚過敏の方々にとって重要なセーフティーネットとして機能しています。
しかし、カームダウンスペースの認知度はまだ十分とはいえません。感覚過敏研究所では、カームダウンスペースの認知向上を目指し、普及・啓発活動を積極的に行っています。導入いただいた施設のカームダウンスペースを、当事者コミュニティやSNS、プレスリリース、コラムを通じて広く発信し、その価値を社会に伝えております。
また、導入企業や施設の社会貢献活動に関する広報支援も行っています。
大切なのは「誰が作るか」「誰と作るか」
センサリールームやカームダウンスペースの導入目的や受益者は明確であり、「なぜやるか(Why)」、「何をやるか(What)」、「どうやってやるか(How)」、「どこでやるか(Where)」の設定は比較的容易に設計できます。センサリールームやカームダウンスペースの社会的な認知が広がり、導入箇所が増えれば、これら(Why、What、When、Where、How)が明確なら、利用者は増えていきます。
しかし、社社会的認知がない草創期において重要なのは、「誰が作るか」「誰と作るか」というWhoの部分です。
私が有楽町マルイで感覚過敏研究所ポップアップストアを開店し、センサリールームの展示をした際、「外出は苦手だけど、加藤所長が作るものを見たかった」「感覚過敏研究所がやっているから安心できると思って来れた」という言葉をたくさんいただきました。感覚過敏の高校生を主人公にしたNHKドラマ『ケの日のケケケ』の監修を担当しましたが、SNSでは「感覚過敏研究所の加藤さんが監修しているから安心して見れる」「加藤さん監修なら間違いないと思って見れた」といった声もいただきました。
感覚過敏がある人々は外出すること、テレビを見ること、食べること・・・そのような一般的には誰でもできることが困難であり、行動に移すことは心理的ハードルが高いです。そのハードルを下げ、手をつないだり、背中を支えたりする存在が必要です。その役割を担え、人々の行動変容を導ける存在は感覚過敏研究所と私、加藤路瑛しか日本にはいないと自負しております。>
是非、一緒に、五感にやさしい社会をつくりましょう。
そして、五感にやさしい空間を共につくりましょう。
ニーズが高まるカームダウンスペース/カームダウンボックス
感覚過敏研究所が2023年に実施したアンケートでは、感覚過敏のある人の81.9%が「感覚過敏が理由で外出をあきらめた経験がある」と回答しています。どのような不安があるかについては、以下のような回答になっています。
【感覚過敏のある方の外出の不安】
- 疲れやすい、寝込んでしまう・・・282名(82.2%)
- 頭痛やめまいなどが起きる・・・184名(53.6%)
- 吐き気や気持ち悪くなる・・・171名(49.7%)
- 休憩場所や避難場所を見つけられるか不安・・・158名(45.9%)
- 同行者に迷惑をかけないか心配・・・156 名(45.3%)
- パニックを起こしてしまう・・・119名(33.6%)
- 周囲の目が不安・・・119名(33.6%)
環境の刺激によって体調不良をひきおこす可能性がある方々にとっては、外出はつらいものであり、できるだけ避けたいと思ってしまいます。 しかし、どのような感覚特性があっても、アクセスしやすい社会にしていくことが、これからの多様性社会には必要であり、それを実現させる責任は、公共機関や企業に求められています。
以下の記事も参考ください!
・このマーク知ってる?カームダウン・クールダウンマークについて
カームダウンボックスを導入する企業や施設の方へ
カームダウンボックスやスペースの必要性はご理解いただけたとしても、そのコストを負担する企業や施設にとって、導入するメリットがあるのかは悩ましい部分でしょう。現在は、合理的配慮や多様性、ニューロダイバーシティの概念の浸透とともに、企業や施設が整備しなければならない配慮も多岐にわたり、「どこまで対応すれば良いのか?」と悩まれる担当者も少なくありません。
カームダウンボックスやスペースは企業が導入する意義もメリットも十分ある取り組みです。また、目で見てわかりやすい配慮の取り組み事例ですので、何から取り組んでいいか分からないとお困りの企業や施設での最初のインクルーシブな取り組みにしていただければ嬉しいです!
しかし、本来は誰もが快適にすごせる空間や時間を享受できる社会であってほしいですよね。その一役を、私たち感覚過敏研究所と一緒に担いたいと思ってくださる方々とともに、社会をほんの少しやさしくやわらかにしていきたいと思います。
