2025年10月25日(土)に、名古屋・久屋大通で、WEB版センサリーマップサービス「Calmspot」を使ったセンサリーツアーを開催しました。
Calmspot(カームスポット)は、音・光・ニオイなどの環境情報や、センサリールーム・カームダウンスペース・静かな場所といった休憩スポットの情報を、口コミ形式で投稿・閲覧できる地図サービスです。なお、Calmspotの実証実験は、トヨタ・モビリティ基金「Mobility for ALL」の支援を受けて実施されています。

センサリーツアーとは、五感を使って街歩きや散策を行うプログラムやイベントのことです。今回のイベントでは、久屋大通を歩きながら、そこで感じた音や光、においなどの環境情報を、感覚過敏研究所が提供するCalmspotに投稿してもらいました。
イベントレポート!センサリーツアー名古屋
感覚過敏研究所インターン生のいうとです。私は名古屋に住んでいることもあり、今回のセンサリーツアー名古屋に運営として参加してきました!
今回の参加者は6名で、みなさん感覚過敏の当事者です。最初に自己紹介を行った後、2グループに分かれ、久屋大通公園や地下街のセントラルパークの散策を行いました。ただ散策するだけではなく、気がついた感覚情報について、その都度Calmspotに投稿しました。

久屋大通公園は都会の中心にある公園ですが、実際に歩いてみるとベンチが多く設置されていることに気がつきました。飲食店も数多く並んでいましたが、食べ物のにおいは強くない場所が多く、意外だなと思いました。
静かなエリアの多い公園ですが、賑わっている飲食店やイベントスペースもあり、音がうるさいと感じた参加者の方もいました。

セントラルパークは地下街のため、公園と比較すると音が反響しやすいです。天井付近にモニターが等間隔で設置されており、広告映像が流れていたことから、それを眩しいと感じた方もいました。

散策を終えたあとは、元の会場へと戻り、それぞれのグループが散策した場所やその感想について発表しました。
「公園には芝生が広がる休憩エリアがあり、のんびりできそうだが、芝生や土のにおいが気になった」「セントラルパークは地下鉄が通るたびに音が響き、全体的にザワザワしているため、公園のほうが歩きやすいと感じた」など、久屋大通の音や光、におい、休憩場所について共有しました。
私自身、久屋大通にはよく行きますが、普段は音楽を聴きながら移動することが多く、街の音を意識することはほとんどありません。今回のセンサリーツアーを通して、普段は見過ごしている音やにおいなど、街には感覚を刺激する要素が多くあることに気づきました。

この実証実験は、名古屋のほか、東京・日本橋でも実施しました。今回の実証実験の結果を活かし、今後はCalmSpotの改修・改善を行う予定です。
今後、CalmSpotに関するお知らせは、感覚過敏研究所のX、Instagram、LINEで発信予定です。ぜひご確認ください。

