今回は大英博物館を紹介します。
イギリス(英国)の大英博物館では、光・音・ニオイなどの五感情報をマップ化し、来場者がマップを見ることによって、光が出る場所、ニオイがある場所を回避できたり、対策して鑑賞したり体験したりすることができます。
実際のセンサリーマップ
大英博物館のアクセシビリティーとしての情報提供
大英博物館のホームページでは、センサリーマップの掲載のほか、静かな場所の情報提供、照明の明るさなどの情報が記載されています。
参照:British Museum Accessibility at the Museum
センサリーマップを広めたい!
センサリールームやクワイエットアワー、センサリーマップは感覚刺激に強い反応をする方々にとって安心できる空間・時間・ツールです。日本ではまだ浸透していない取り組みです。感覚過敏研究所SDI推進室としても、センサリールームの社会実装に力を注ぎたいと考えております。ご賛同くださる方、ともに社会実装に取り組んでくださる企業様・パートナー様を広く募集しております。
注)当記事は日本社会に向けて、クワイエットアワー、センサリールーム、カームダウンスペース、センサリーマップ、センサリーフレンドリーな商品の重要性をお伝えするものです。感覚過敏研究所SDI推進室が取り組んだ実績ではございませんので、ご了承ください。
文:加藤路瑛
センサリーマップ作成支援やワークショップ
センサリーマップの作成支援やワークショップ支援も行っています。センサリーマップ用のマークのデザインデータの提供や、ワークショップに使えるセンサリーマップステッカーなども扱っています。